- Q伸縮式高枝鋏(高枝切りばさみ)の刃が動かない。故障でしょうか?
- A
伸縮式の高枝切りばさみの刃が動かないときは、刃とグリップ(握り手)を繋ぐパイプ内部の部品が連結できておらず、刃とグリップがうまく連動していない可能性があります。
また、刃部にヤニ・シブなどの汚れがついている場合は、刃の動きが悪くなることがあります。
以下の手順をお試しください。
刃とグリップを連動させる
刃とグリップを連動させるために、以下の手順をお試しください。
①高枝鋏を一番短い状態に縮める
②パイプを伸ばし「カチリ」という感触があるところで止める
▼連結がうまくいっていないと、写真のようにズームレバーがやや浮いた状態になります。
▼一方、「カチリ」という感触がある場所で止めると、ズームレバーがしっかり収まります。
▼ズームレバーが連結される様子です
③グリップをガシャガシャと複数回握る
動画のように、数回はじくようにグリップ部のレバーを開閉させると、刃部とグリップ部がしっかり連動して刃を動かすことが出来るようになります。
刃についたヤニ・シブを取り除く
ヤニ・シブ汚れは粘性があり、ベタつきによって刃の開閉を妨げてしまうことがあります。刃部のヤニ・シブは、お湯や刃物クリーナーを使って取り除くことができます。
①刃部に刃物クリーナーを塗布し、数十秒~1分放置する
▼徐々に汚れが浮いてきます
②浮いた汚れを乾いた布やティッシュなどで拭き取る
▼浮いた汚れを拭うときれいな状態になります
③刃に油を塗る
きれいになった刃に、錆び防止の油を塗れば完了です。
また、刃の汚れがどうしても落ちない場合は替刃もご用意しています。
以上の方法でも動かない場合、何らかの不良が発生している可能性があります。お手数ですが、「刃物の病院グリーンパパ」へご連絡をお願いいたします。
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