【裁ち鋏式カッター】発泡ウレタン・フィルムカットの導入事例
アルスでは、鋏メーカーとしてのノウハウを活かし、様々な鋏式のカッターを設計しております。
今回は裁ち鋏式のカッターについてご紹介いたします。
裁ち鋏とは、布地の裁断に用いるやや大型の鋏のことで、刃を開けた状態でシート状のワークと並行に刃を走らせて切る方法が多いです。 本件ではシート状のウレタンカットでご依頼を頂きました。
アルスでは鋏メーカーのノウハウを活かし、続けてのカットに使用できるよう材質の選定はもちろん、繊維質のワークにも対応できるよう2枚の刃が微妙に交差し、切断面が点接触するように設計いたしました。 刃先が交わっている一点のみを継続して使用するため、その箇所だけ摩耗が進みやすいのが欠点ですが、刃の開き具合を少しだけ変えることで切断箇所をずらすことができます。
当初はウレタンのカットから始まったこちらのカッター刃ですが、フィルム・シート類や薄物の繊維の裁断にも抜群の効果を発揮します！
半導体・OA機器に使用するようなデリケートな薄膜フィルムもこの機構を使えば欠けもなく綺麗に切断することができます！ 持ち手を付けて手加工用にしたり、取付穴を利用して機械式にする等、ユーザー様の用途に適合するように取り付け箇所をある程度変更することも可能です。
アルスでは、老舗鋏メーカーのノウハウを活かし、切断の方法もユーザー様にとって最適なものをご提案いたします。 主な用途や取り付け寸法などをご教示頂ければ、あとの細かい選定は弊社へ一任ください。
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