樹脂粘土やシルクを使って作る本物そっくりの果物や草花 工藤愛子さんのクレイ&シルクアート

2016.9.7

樹脂粘土やシルクを使って作る本物そっくりの果物や草花 工藤愛子さんのクレイ&シルクアート

デコポン(左)と はっさく(右)

作家近影

工藤 愛子   Aiko Kudou

アトリエ・アイ主催 クレイ&シルクアート作家

1986年日本のフラワーデザイン優秀賞・デザイン賞受賞
第17回フラワー資材見本市にて通産大臣賞受賞

著書
布とパンネンドで作るリアルクラフト
誰にでもできるあれんじBonsai

彼女は樹脂粘土やシルクを使い本物そっくりの果物や草花を作ることができる。その腕を買われ、高級フルーツ店の老舗「京橋千疋屋」のディスプレイを担当している。しかしそれは決して食品サンプルではない。むしろ本物よりもみずみずしく、いきいきとした生命力に満ち、全体としてテーマを持った「アート作品」なのだ。

花といえば生け花が主流であった1971年、ヨーロッパ各国を巡りフラワーデザインを研修。帰国後アトリエを開き、表紙作品などの商業利用の制作依頼に応える一方、海外造花製造メーカーとの技術提携、百貨店での作品販売などを行った。現在は国内各地での講習に加え、薪能や寺院で使用される蓮の制作、博物館のジオラマ制作、映画で使用する作品制作などを行ってい

「リアルに表現するには、全体と細部を観察して誇張と省略を考えることが大切です。」

樹脂粘土やシルクを使って作る本物そっくりの果物や草花 工藤愛子さんのクレイ&シルクアート

「クラフトチョキはずっと愛用しています。軽くて、しっかり指が入るので細工切りに向いています。」

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枝付き青梅

樹脂粘土やシルクを使って作る本物そっくりの果物や草花 工藤愛子さんのクレイ&シルクアート

形ができた作品に筆と手で彩色する。染料は素材に染み込み、油絵具は透明感と共に色を浮き立たせる。

樹脂粘土やシルクを使って作る本物そっくりの果物や草花 工藤愛子さんのクレイ&シルクアート

リンゴの新鮮さを出すために、基部にパウダーを振りかける。
材料や技法は試行錯誤を続けてたどり着いた独自のもの。

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桃、杏、枇杷、青梅

樹脂粘土やシルクを使って作る本物そっくりの果物や草花 工藤愛子さんのクレイ&シルクアート

著書『布とパンネンドで作るリアルクラフト』
『誰にでもできるあれんじBonsai』

樹脂粘土やシルクを使って作る本物そっくりの果物や草花 工藤愛子さんのクレイ&シルクアート

多くのクラフトチョキを所有。講習でも必ずクラフトチョキを使っている。

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ドラゴンフルーツ

樹脂粘土やシルクを使って作る本物そっくりの果物や草花 工藤愛子さんのクレイ&シルクアート

愛用の道具

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