技術を駆使して創り上げる服部香さんのドールハウス
2017.8.29
Porte Bonheur(2016年J.D.Aコンテスト金賞作品)
「幸せの扉」という題名のこの作品は実在するパリのサロン・ド・テを参考に2年を費やし制作した。
Porte Bonheur(2016 J.D.A contest gold award)
Spent two years for this work entitled “Door to Happiness” with reference to the real shop “Salon de Té in Paris”.
Movie : ドールハウスのエッセンスを活かしたオリジナルソーイングボックス
Movie : Sewing box making use of the essence of doll house.
服部 香 Kaori Hattori
ドールハウス作家
木工、洋裁、パッチワーク、ミニチュア制作など様々な技術を駆使し、数ヶ月を要して創り上げるドールハウス。学生時代にデパートで見かけたドールハウスの小さなパーツを見て、いつか自分の手で作ってみたいと思っていた。結婚後、偶然友人から譲り受けたキットを作ったことをきっかけに、オリジナル作品の制作を始める。
2016年に「Porte Bonheur」でJ.D.A(日本ドールハウス協会)コンテンストで金賞受賞。2017年夏には初の個展となる「服部香 小さな小さな作品展」を軽井沢で開催。
私の住みたい家(2014年J.D.Aドールハウスコンテスト入選作品)
オリジナルハウス第1号。完成まで十数年改良を重ねた。
“House I would like to live in”. Winning work of J.D.A doll house contest in 2014.
Original House No. 1. She improved this work for ten years until completion.
手芸店「針と糸」(2017年東京ドールハウスミニチュアショウ展示作品)
Handicraft store “Needles and threads”. Exhibited work at Tokyo doll house miniatures show in 2017.
お一人様の時間
Alone time
英国ハウス(2016年東京ドールハウスミニチュアショーポスター作品)
“UK House”. Poster work of Tokyo doll house miniatures show in 2016.
布を切ることが多いためiDチョキの刃はロングタイプを選択
Since she cuts cloth often, she chose long type blade for iD choki.
フィギュアなどの小物も自作する。原型を作り、そこから作ったモールド(型)に樹脂粘土を詰める。
She makes small items such as figures by herself. After making a prototype, stuffs resin clay into the mold.
愛用の道具(*ハサミ左はiDチョキ)
Favorite tools
Kaori Hattori