
本木京子さんの布花とハサミ
2025.3.4

本木京子 布花作家
アトリエdeco主宰
カットした布を染料で染め、コテでカーブをつけて植物に仕立てる布花作家。海外で見つけたシャビーな布花にインスピレーションを受けたことをきっかけに制作を開始。地方や海外からも生徒が通う人気の教室を20年間主宰している。

モクレン

クリスマスローズ

iDチョキ(パステルピンク、ライトグレー)、ブレードはステンレスタイプ、ブランド名をレーザー刻印

ロングクラフト直刃 340H-T ブレードの長いロングクラフトを使い効率的に布を切り出す。
「このハサミはグリップが持ちやすく、長い生地を真っ直ぐに正確にカットできます。」

ハサミを使い花びらを一枚一枚切り出す作業。
「刃先がよく切れるので細かい花びらのカットもスムーズです。」

「自然光で正確な色が見れるように染めは午前中にやっています。染料は乾くと色が変わるので、少しずつ確認しながらの作業です。」

温めたコテを使って花びらに自然なカーブを付けていく。「植物の構造を理解するために、お花屋さんで買ってきた花を分解することもよくあります。」

茎となるワイヤーに花をつけて必要な長さにカット。「生地はもちろんワイヤーもカットできるのでハサミを持ち替えずに済むのでクラフトチョキは布花制作には欠かせません。生徒さんにも必ずお勧めしてます。」
ワイヤーのカットは#28~30(約0.2~0.3mm)程度まで ※硬鋼線、ピアノ線などを切断すると刃を傷めますのでご注意ください。

ヒヤシンス、ムスカリ、クロッカス

愛用のハサミ
手前:ロングクラフト直刃 340H-T
奥:iDチョキ(パステルピンク、ライトグレー)、ブレードはステンレスタイプ、ブランド名をレーザー刻印