パリでの個展で高評価、福田りおさんの羊毛フェルト絵画

2018.5.31

パリでの個展で高評価、福田りおさんの羊毛フェルト絵画

焼き菓子〜バウムクーヘン、ガレット・デ・ロワ、アップルパイ (羊毛フェルト2011〜2018)

福田りお
羊毛フェルト造形、羊毛フェルト絵画の第一人者。自らの作品制作を行うかたわら、レッスン、執筆、テレビ出演、メーカータイアップによる商品開発など精力的に活動している彼女が羊毛フェルトと出会ったのは2003年。当時は羊毛の入手が難しく、北海道の業者から直接送ってもらっていたという。思いつきで出品したネットオークションで思わぬ高値がつき、作品が注目されることに。これまでにパリでの個展を4回行い海外での評価も高い。

第51回創作手工芸展(東京都美術館)でタブレーヌ羊毛絵画『パリの夕暮れ』が「大妻コタカ賞」を受賞。

著書 羊毛フェルトで刺す絵画「タブレーヌ」

立体作品の多い羊毛フェルト造形において彼女の作る絵画的な作品は珍しい存在。

理論派の彼女の著書は初心者にもわかりやすいと大人気。海外でも出版されている。

パリでの個展で高評価、福田りおさんの羊毛フェルト絵画

Uビスケット(2017)/  ベリーベリーベリータルト(2016)

パリでの個展で高評価、福田りおさんの羊毛フェルト絵画

アトリエに多くの作品が並ぶ

Le Petit Torianonn (2018)

パリでの個展で高評価、福田りおさんの羊毛フェルト絵画

専用の針を使って羊毛を立体に形成する。簡単そうに見えるが、理論的な理解がないと、思うような形にするのは難しいという。

パリでの個展で高評価、福田りおさんの羊毛フェルト絵画

最後にクラフトチョキで表面を仕上げる。「とても切れ味が良くて使っています。これからも使い続けたいですね。」

パリでの個展で高評価、福田りおさんの羊毛フェルト絵画

プチトラン

愛用の道具

 *ハサミはクラフトチョキ

Rio Fukuda

HP

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