- Q鋸(のこぎり・ノコギリ)の切れ味が落ちたように感じます。「目立て直し(研ぎ直し)」は出来ますか?
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アルスのノコギリは、「目立て直し(研ぎ直し)」ではなく、替刃を推奨しております。
なぜ「目立て直し(研ぎ直し)」できないの?
アルスのノコギリは、刃先表面に「衝撃焼き入れ」という熱処理を加えている物が多くあります。衝撃焼き入れを施すことで刃先表面はHV900~1000という高硬度になり、耐久性が高く丈夫になります(一般的な刃物の硬度はHV450~750ほどです)。
この衝撃焼き入れは、刃先表面の硬度だけを上げる熱処理のため、熱処理された刃先表面部分をヤスリで削ってしまうと内側の比較的軟らかな部分が露出してしまいます(※)。
※刃先表面だけに衝撃焼き入れを施しているのは、鋸刃の弾性(ねばり)を保つためです。鋸刃全体の硬度を上げてしまうと、弾性が失われ、折れやすくなってしまいます。
そのため、「目立て直し(研ぎ直し)」をすると、かえって切れ味や耐久性を落とすことになってしまいます。「衝撃焼入」と表記のあるノコギリは、切れ味が鈍ってしまった場合、必ず替刃を行ってください。
また、「衝撃焼入」表記のないノコギリに関しましても、手での目立て直しよりも安定性の高い替刃を推奨しているため、当社での「目立て直し(研ぎ直し)」は承っておりません。
自分で目立て直し(研ぎ直し)が可能なノコギリ(「衝撃焼き入れ」のないノコギリ)は?
以下のノコギリは「衝撃焼入」ではないため、ご自身での目立て直し(研ぎ直し)が可能です。
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