樹脂 射出成形 ゲートカット について
樹脂を希望の形状に加工するには、溶かした樹脂を型に流し込んで成形します。
この方法の中でも、圧力をかけて一気に樹脂を型に充填する「射出成形」が最も一般的です。
溶けた樹脂の通り道(ランナー)は、冷えて固まると不要になるため切り取ります。
このランナーと樹脂型の接続部分を「ゲート」と呼びます。
ゲートのカット自体は、プラモデルを作る要領でニッパー形状の刃で簡単に行えますが、
工業用途で切断面を美しく整えたい場合は一気に難易度が上がり、樹脂を溶かしながら切るヒートカットを行う必要があります。
さらに溶けた樹脂と刃の離型性を高めるためには、特殊加工が必要になります。
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